AppleはiPhoneのOSサポートを3世代前まで行っています。
どこかのスマホが1年でOSバージョンアップされなくなり、Heartbleed問題が放置されているのとは大違いですね。
本日、AppleはiOS8をリリースしました。
iPhone4はサポートから外れ、iPhone4sのOSとしては最終バージョンになります。
以前、iPhone4におけるiOS6とiOS7の速度比較を書きました。
今回はiPhone4sにおけるiOS7とiOS8の速度の比較です。
(元ネタ:arstechnica)
iPhone4sは長年に渡って非常にスピーディに動いていました。事実、iOS7でも4sは使い物になる速度でした。
arstechnicaでは、iPhone4sの各アプリと本体の起動時間測定し3回平均を表として掲載しています。
日本語に直したものがこれです。
アプリ | iOS 7.1.2 | iOS 8.0 GM | 差 |
---|---|---|---|
Safari | 1.25秒 | 2.16秒 | 0.91秒 |
カメラ | 1.5秒 | 1.8秒 | 0.3秒 |
設定 | 0.95秒 | 1.25秒 | 0.3秒 |
メール | 0.91秒 | 1.3秒 | 0.39秒 |
メッセージ | 1.73秒 | 1.83秒 | 0.1秒 |
カレンダー | 0.8秒 | 1.25秒 | 0.45秒 |
電源ON | 36.4秒 | 39.8秒 | 3.4秒 |
記事では、iOS8で動作するiPhone4sはiOS7と比べ、ブラウザの速度などは若干速くなりバッテリの持ちもほぼ同じながら、アプリ起動に5割増の時間がかかるなど速度低下が指摘されていますが、それでも若干の速度低下を新機能などの価値は上回ると書かれています。
どうなんでしょう。4sの方はもう少し様子みてもいいような気もします。iOS7.1.2は安定していますし。
※iOS8インストール時に「iCloud drive」は有効にしないほうがいいみたいです。
また、iOS8にした5や5cでは速度低下に気付かなかったとも書かれています。管理人のiOS8にした5でも使用感に変化はありませんでした。
今のところ致命的なバグもないようですし、少なくとも5以降の方にはお奨めできます。