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アップルストアでiBeaconを使用したサービスが始まる

iOS7で導入された機能であるiBeaconがアップルストアに導入されるとのことです。
アップルストアでiPadが商品説明につかわれているように、iBeaconを通じて情報を伝えたり、将来的にはジーニアスバーの順番待ちの客へ場所指定の連絡をしたり出来るらしいです。
また将来のiOSでは屋内でのマッピングやナビゲーション機能を強化するらしいです。
(元ネタ:9to5Mac

iBeaconはBluetooth Low Energy(BLE)を利用した位置情報サービスで、店に入ると相互に通信を行い、食品エリアなら食品エリアのお買い得品の案内やクーポン発行、そして決済まで行えるようです。
説明はここが詳しい感じです。
estimote-applications

しかし決済に関してFelicaやお財布ケータイがここまで浸透した日本で今からこのシステムを導入するメリットって無いと思います。
日本人って借金嫌いだからクレジットカード使わず、入金するプリペイドなSuicaとか受け入れられた訳で。
アメリカでは実際に使用される紙幣が大きくて20ドル小さくて1ドル、それで支払えないものは殆ど小切手かデビッドカードかクレジットカード払いが定着しており、SquarePayPal Hereのようなサービスが生まれました。
少額決済環境で遅れたアメリカと、ガラパゴスだろうが世界最先端の日本とは環境が違うんじゃないかなと。

また、客の位置から商品説明が現れるなんて、アップルのような極めて少ない商品点数でこそ使えるかもしれませんが、一棚に複数商品が並んだ現実では無理です。
(アップルストアでもサードパーティのアクセサリが並んだエリアは難しいと思います)
じゃあ商品点数の少ない高級店向けかって言えば、そんな店なら商品の前に立ち止まった瞬間に店員が声をかけてくるでしょう。

技術的な問題として、BLEは低頻度少量データ通信向けで理論値1Mbit/秒、実効で最大約500kbit/秒程度な上、複数との接続時にはさらに速度は落ちるため、カタログ写真とか送るのは無理。
速度を上げるためにはシングルモードなBLEではなく、従来型Bluetooth規格で接続可能なデュアルモードが必要なれど、それでは電力消費が大きく低廉な装置ではなくなる。安価なBLE専用シングルモードなビーコンだから複数設置できるのであって、夢見せすぎな気がします。
それにBLEって電波弱い上にWIFIも電子レンジも使う2.4GHz帯だから電波強度での位置特定ってよく見失います。
これなら、WIFI DirectとかWIFIのConnected Mobile Experienceでいいんじゃないかと。そしたら通信速度早いし。
(実際に米ファーンバンクミュージアムでは、館内位置情報と展示品説明が行われており、コペンハーゲン空港でも乗客検知とオペレーション改善に使われています)

将来的に看板や地図や店内ナビ、クーポン発行機の代りになるかもしれませんが、客がスマホ画面ばかり見てリアル店内を見る時間が下がるのって如何なものでしょうか。
PassBookと同じで日本ではマイナーなサービスになる予感。

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